頑張るほど脚が太くなる!? 股関節が硬い人の“歩き方の落とし穴”

美脚学

脚痩せを目指して頑張ってるのに、ふくらはぎだけパンパン…

「ウォーキングして有酸素運動しているのに、ふくらはぎだけ張ってしまう…」
「足首まわりもスッキリしないし、なんだか脚がゴツくなった気がする…」

そんなふうに感じているなら、筋肉や脂肪だけじゃなく、“歩き方のクセ”に目を向けてみてください。

実は、脚のラインを左右するのは筋肉の量や脂肪のつき方だけじゃないんです。


歩くだけで脚が太くなる?その原因は“股関節の硬さ”かも

「脚痩せには有酸素運動が大事!」(←おそらく体脂肪減らすのが有効だからですよね?)
「だから毎日しっかり歩いてます!」

もちろん、運動は大切です。
でも、股関節がうまく動いていない状態で歩き続けると、逆に脚が太く見えてしまうこともあるんです。


股関節が硬いと、脚が後ろに引けない

歩くとき、後ろ足の脚がスッと引けているのが理想のフォーム。
でも股関節が硬いと、この動きが出せず、代わりに膝が曲がったり、足首でグイッと踏ん張る歩き方になりやすくなります。

結果、ふくらはぎが必要以上に働いてパンパンに…


左の女性は股関節の伸展(脚を引く)がおおよそ10度くらい
右の女性は股関節の伸展おおよそ20度ほど
※股関節の伸展角度は20度出るのが理想です。

代償的に“ふくらはぎが頑張る”歩き方に

股関節が伸びずに膝が曲がると、地面を蹴る動きも膝下頼りに。

  • 足を後ろに送れない
  • 前ももやふくらはぎが代わりに頑張る
  • 結果、脚のバランスが崩れて太く見える

とくにふくらはぎの奥にあるヒラメ筋という筋肉が酷使されて、足首まわりまでボリュームアップしてしまうことも。(足首のくびれがなくなる)


足首の動きまで制限されると、むくみやすくなる

さらに、股関節が動かないことで足首もスムーズに動きづらくなります。
足首がうまく曲げ伸ばしできないと、ふくらはぎの筋肉がしっかり使えず…

  • 血液やリンパの流れが滞る
  • むくみやすくなる
  • 脚が重だるく、太く見える

という悪循環に。



マッサージだけでは根本解決にならない!

「ふくらはぎが張るから、とりあえずマッサージ!」
これ、よくある対処法ですが…

もし張りやむくみの原因が**“股関節の動きの悪さ”や“歩行フォームの崩れ”**にあるなら、
マッサージしてもまたすぐ元に戻ってしまいます。

「なぜ張ってるのか?」の“原因”に目を向けることが、本当の解決への第一歩!


歩き方を“太くならないフォーム”に整えるのが大事!

脂肪燃焼や運動量はもちろん大事。
でも、それ以上に意識したいのが、

✅ 関節に無理なく動けているか?
✅ 不要な筋肉が頑張っていないか?
✅ 股関節・膝・足首が連動できているか?
✅脊柱はしっかり伸びているか?

これらの要素があれば、脚に余計なボリュームを生まない動き方が自然と身についていくかもしれません!



まとめ:脚痩せは、まず“使い方のクセ”に気づくことから!

  • 股関節が硬いと脚が後ろに引けず、膝や足首に負担がかかる
  • 結果、ふくらはぎが使われすぎて張りやすくなる
  • 足首の可動も悪くなって、むくみ・ボリューム増につながる
  • マッサージでは一時的な解消にしかならない
  • 大切なのは、“太くならない歩き方”へのシフト!

歩き方を変える前に、まずは“動ける身体”をつくることから、始めていきましょう!

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